ソーラーパネルは1日どれだけ発電するのか?

ソーラーパネルの発電量を示す最大出力(W)は、一定の条件下で一番発電する数値です。実際の使用条件では、1日中最大出力を出すことはありません。朝夕・曇りや雨の日は発電量が落ちてしまいます。よって、1日に最大出力が出せる時間は、正午を挟んで3.5時間程度と見込みシステムを設計をしていきます。

 晴天時1日に発電できる量は?

パネルの最大出力415Wの「BSM415PM5-60SB」の場合(システムロス等は考慮せず)

415w×3.5時間(h)≒  1,452Wh

※ソーラーパネルは季節や天候、設置する方角や角度により発電量が変わります。

  

複数接続したソーラーパネルの電圧と電流の関係

ソーラーパネルを並列接続にしたときの電圧と電流の関係

同じ規格のソーラーパネルを並列接続にすると、
電圧は変化しない
電流はソーラーパネルの数に比例して増えていく
となります。

18Vのソーラーパネル⇒12Vバッテリー
36Vのソーラーパネル⇒24Vバッテリー
へと充電するときに、パネル側の電圧を変えたくないときなどに用います。

ただし、同規格のソーラーパネルを増やしていくのに比例して電流が高くなってしまいます。
たとえ電圧が低くても、電流が高い場合は発火などのリスクを伴うので注意が必要です。
電流に見合ったケーブルを使って発熱や発火のリスクを軽減するように考慮しましょう。

 

ソーラーパネルを直列接続にしたときの電圧と電流の関係

同じ規格のソーラーパネルを直列接続にすると、
電流は変化しない
電圧はソーラーパネルの数に比例して増えていく
となります。

『18V』のソーラーパネルを使って24Vや36Vのバッテリーに充電しようとする場合など、目的の電圧を作るときに用います。

ただし、同規格のソーラーパネルを増やしていくのに比例して電圧が高くなってしまいます。
電圧が高い場合は感電のリスクが増えるので注意が必要です。

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