バッテリーの種類

大きく分けて2つのタイプがあります。

・鉛ディープサイクルバッテリー
これまでサブバッテリーとして使われてきたものですが、重量が重く充放電回数もリチウムイオンバッテリーに比べ少ない。

・リチウムイオンバッテリー
軽量コンパクトで繰り返し充放電が鉛バッテリーの約10倍と長寿命。
携帯電話やノートパソコンなど多くの携帯端末で使われており、近年技術的革新が進みハイブリッド自動車や電気自動車で使われております。

 

バッテリーの容量

DC12V100Ahのバッテリーをワットアワー(Wh)に換算すると

100Ah×12V=1200Whとなります。


インバーターでDC12VをAC100Vに変換すると変換ロスが発生します。
変換ロスを大きく見て約2割減と考えます。

1200Wh×0.8=960Wh (実際に使える電気は960Wh)

 

鉛ディープサイクルバッテリーは放電の際に電圧降下が激しく 上記計算が当てはまらない場合がありますので参考程度にお考えください。
リチウムイオンバッテリーは放電の際、電圧降下しにくく、おおよそ計算どおりに使用することが出来ます。

 

これを電気製品の消費電力で割るとおおよその使用可能時間がわかります。 使用可能時間例

 

充電時間の目安

充電時間の目安は

〔バッテリー容量〕÷ 〔充電電流〕となります。

 100Ahのバッテリーを40Aで充電した場合、

  100Ah ÷  40A ≒ 2~3時間

※充電電流はバッテリーの状態によって変わってきますので充電時間は上記計算方法より長くなります。

 

複数接続したバッテリーの電圧と容量

バッテリーの並列接続

同じ規格のバッテリーを並列接続にすると、
電圧は変化しない
運用できる時間はバッテリーの数に比例して増えていく
となります。

単純に、容量を合計しただけの結果になります。
1つあたりのバッテリーの負担を減らしたり、運用できる時間を延ばしたい時に用います

 

バッテリーの直列接続

同じ規格のバッテリーを直列接続にすると、
運用できる時間は変化しない
電圧はバッテリーの数に比例して増えていく
となります。

容量は合計されているのですが、電圧を上げるのに電流を消費するので運用できる時間に変化がないのです。

使用するソーラーパネルやインバーターに最適な電圧にするためなど、目的の電圧を作るために用います

 

 

バッテリーを長持ちさせるポイント

Newsletter

A short sentence describing what someone will receive by subscribing