チャージコントローラーの豆知識
チャージコントローラーとは?
『バッテリーへの充電と放電(使用)の管理』を担います。
また、バッテリーへの過充電防止と、ソーラーパネルへの電流の逆流を防ぎます。
簡素なものから、液晶モニター付きのものまで沢山の種類があります。
ディスプレイで状態を確認できるものは、
・インバーターへの電力供給の管理
・ソーラーパネルの発電量の確認
・バッテリーの電圧の確認
・インバーターの電力使用量の確認
・バッテリーへの充電と放電(使用)の管理
・温度が上がりすぎたら停止
などの細かい設定が出来るものもあります。
チャージコントローラーは大きく分けて2種類
チャージコントローラーは大きく分けて『PWM制御』と『MPPT制御』の2種類が存在します。
・『PWM制御』(Pulse Width Modulation)パルス制御方式一般的に安価で流通しているチャージコントローラーで独立系の太陽光発電システムに多い。
・『MPPT制御』(Maximum Power Point Tracking)最大電力点追従制御方式
PWM制御方式に比べ30%、実際の変換効率で計算すると97%という高効率性。そしてPWM制御の製品と比べると高価。
チャージコントローラーの選び方
ポイントは、
・太陽光パネル側の電圧(V)と電流(A)をシッカリ算出
・チャージコントローラーの最大入力電圧(V)を調べる
チャージコントローラーのスペックでは、最大入力電流(A)に注目しがちですが、最大で入力できる電圧(V)という項目もあります。
この『最大で入力できる電圧(V)』以上の電圧をチャージコントローラーに入力してしまうと破損のリスクが高まります。
最大入力電流(A)だけを合わせるのではなくて、太陽光パネルの電流(A)と電圧(V)の両方を、チャージコントローラーの許容範囲に収める必用があるります。
・バッテリー12V、100W太陽光パネル1枚の場合
・バッテリー12V、100W太陽光パネル2枚の場合
システム構成例