はじめての太陽光発電
太陽光での発電は不安定な為、発電した電気をそのまま電気製品の電気として使うことはできません。
大前提として電気を一度バッテリーに溜める必要があり、溜めた電気(直流)を「インバーター」でAC100V等(交流)に変換して使用します。
また、太陽光で発電した電気をバッテリーへ充電するためには、「チャージコントローラー」で電気の流れを管理する必要があります。
当店で取り扱っている「ハイブリッドインバーター」は「チャージコントローラー」と「インバーター」両方の機能を持っているため、よりシンプルにシステムを構築することができます。
また、バッテリーを通さず、ソーラーパネルで発電した電気を電気製品に直接供給できる機種もあります。
【一般的な構成】
【ハイブリッドインバーターを使用した構成】
システムの設計手順
STEP1
システムに接続する「電気製品」と「1日あたりの使用時間」を決め、必要な電力量を算出。
STEP2
システム電圧を決定します。
12Vシステムが一般的ですが、大規模システムでは効率向上のため、24Vや48Vシステムを採用します。
STEP3
連続無日射時間、すなわちソーラーパネルからの発電がない状態(=バッテリーのみ)で電気製品を使用する時間を決めます。
STEP4
必要な電力量と決定したシステム電圧に合わせ、ソーラーパネルの構成を決めます。
無日射(バッテリーのみ)でも電気製品を使用する場合、発電時にバッテリーを充電するための電力も考慮する必要があります。
「ソーラーパネルの豆知識」、「バッテリーの豆知識」参照
STEP5
決定したシステム電圧と連続無日射時間に合わせ、バッテリーの構成を決定します。
「バッテリーの豆知識」参照
STEP6
決定したパネル及びバッテリー構成に合わせ、チャージコントローラー及びインバーターを決定します。
なお、インバーターは同時に使用する電気製品の消費電力も考慮する必要があります。
「チャージコントローラーの豆知識」、「インバーターの豆知識」参照
太陽光発電に必要な機器について